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今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/09(Fri) 14:58
名前: レトリア
参照:
http://hiyokko.sakura.ne.jp/ae_files.zip
http://hiyokko.sakura.ne.jp/aep_files.zip

このリンクから旧BBSの作品をDLできることは知っているね?
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神滅龍氏らしき人を見つけた
日時: 2024/03/20(Wed) 01:04
名前: レトリア
参照:
https://www.freem.ne.jp/review/game/win/2220
Yashiyu of Knight 2に比較的最近レビューが付いているのだが、これが妙に評価が高い。最初のボスが強いという点まで褒めちぎっている。後半のボスが弱いこととか、火器類が後半の雑魚的には通用しないことは無視している。いい点だけを言っているし、なんならレビューには嘘も含まれている。(1UPアイテムが多い、は完全に嘘である)

このtamaって人神滅龍さんじゃない?
自分のゲームが酷評されてるからわざわざ来たように見える。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2024/01/09(Tue) 13:31
名前: レトリア
参照:
>>とんや
誰も見に来ないだろうと、
全くクリアできずにイライラして好き勝手書いてしまいました。
該当の投稿は削除しておきました。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/12/13(Wed) 20:58
名前: タスク
参照:
確かにアントンさんが音信不通になり
面白ゲーム神殿も閉鎖してしてしまった状況ではあるが
某グループを通して少なくともヤシクリ2外伝と3に関しての
プロジェクトが進行中である。

アクエディでつくりたいと思っている人がいる限り
アクエディは終わらない!
私はそう思いたいですね
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アクエディは、勇者ヤシーユの伝説は死んでいくのか
日時: 2023/11/22(Wed) 09:28
名前: レトリア
参照:

アントン氏が音信不通になり、サイトが消え、色々なものがダウンロードできなくなってからだいぶ経った。アクエディ4は一応ダウンロードできるようになっているが、公式からの更新などが絶対に入らないのは事実だ。

現在のアクエディゲーは「精密動作部」と呼ばれるものが主流なのも、界隈にほとんど新規がいない証拠だろう。上級者だけが集まって高度なテクニックばっかり語るようになったところに、新規が来るはずもない。

アクエディ自体、今の時代に沿ったツールとはいい難い。未だに透明画像非対応で使える画像はbmpのみ。基本的に画像データなどは丸見え。スマホ対応なども当然していない。今ではUnityなどでゲームが作れる時代だし、ゲームが作りたい人はみんなそういったものを選ぶだろう。前述の通り開発者が音信不通なので、ソースをもらって引き継いだり改造することも今では叶わない。

この界隈は、緩やかに死んでいくのだろうな、と最近は感じている。
アクエディ合作である混沌のクリアマターをプレイして、更にそう感じた。これが最後のヤシーユの伝説なのかと。
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作りは丁寧なのにクソゲー! 「勇者と30の反面教師」
日時: 2023/11/02(Thu) 15:43
名前: レトリア
参照:
凍夜 wintry shadeさん作。
ヤシーユは復活した魔王ルゴーを倒すために旅に出るが、その旅路は苦難に満ちたものだった!

至って普通のアクションゲーかと思いきや、全ステージになんかイヤな要素が仕込まれている凄まじいゲーム。
作者いわく「意図的にクソゲーにしてます」「アクションゲームと称していいのか分からない何か」とのことで、なんかもう嫌な予感しかしない。

例えばステージ1から何度も同じギミックと同じ敵配置を見せられる始末。
その次以降も乱数ジャンプの敵だの覚えゲーだの妙に硬いボスなど、投げ出したくなるようなステージが続く。
そんなステージが30個もある。普通に遊ぶと精神がすり減ること間違いなし!

ただ、どのステージもクリアせずとも先に進むことが可能。そして死亡時にこのステージは何がクソなのか、ということを教えてくれる。
タイトル通り、このゲームは反面教師なわけで、これを遊ぶことで、自分でゲームを作る際、何をやっちゃダメなのかを身をもって知れるようになっている。
普通に作る上でもついやりがちなものから、こんなの誰もやらねえだろといったものまで、様々なステージが待ち受けている!

また、ステージに仕込まれているクソゲー要素以外はかなり高水準の出来。
グラフィックは丁寧に描き込まれているし、ショットなどを放つときはエフェクトを出しながら撃つといった感じで、演出面もなかなか凝っている。
操作キャラであるヤシーユもデフォルト仕様ではなく、連射が効く上に前方広範囲を薙ぎ払えるソード攻撃と、自動回復するMPを使って撃てる貫通ショットが使える独自仕様。
ソードが多段ヒットで敵のHPをガリガリと削るのは、デフォルトのソードにはない独自の爽快感がある。
余談だが、同作者の"Legend of Yashiyu Fullmetal Era"のおまけモードでこのヤシーユが操作できる。ロボット相手でも剣がやっぱり強い。

総じて、すごく丁寧に作られたクソゲーとでも言うべき妙なゲーム。間違いなくいいゲームではあるのだが、同時に悪いゲームでもあるというのが複雑。
私はこのゲームが大好きで、違うゲームでこれみたいなものを作ったことがあったりする。
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そこらじゅう引き出しだらけ!「魔王奪還の旅2」
日時: 2023/10/02(Mon) 16:39
名前: レトリア
参照:
神滅龍さん作。
魔王の力を失ったサンタが、その力を取り戻すために魔王城を目指して旅に出る。

特徴として、ステージ道中には、調べることでアイテムやお金を入手できるできるオブジェクトが多数配置されており、
これを開けまくることで色々得ていくゲームとなっている。
得たお金は、ステージの途中に配置されている装置で自分を強化したり、回復アイテムを購入したりするのに使える。

作者いわく探索型ゲーム…とのことだが、ステージ道中は基本一本道なので探索してる感は薄い。
目玉となる探索要素であろう調べられるオブジェクトも、正直発見して調べるのが二度手間感がある。中のアイテムを道中に直接配置してくれれば、ステージ道中もにぎやかになったような。

オブジェクトも配置されているシチュエーションが合わないものがチラホラ。森に箱が置いてあったりするのはいいのだが、
変なものだと溶岩が吹き出すような火山に引き出しがポツンと置かれていたり、ラスボス直前、静かな魔王城にこれまた引き出しが置いてあったりする。

主人公であるサンタは複数の技を使える…のだが、用途が妙に限定的なものがある。
初期段階では全く役に立たず、強化して使えるようにしても使いづらさが目立つチャージショットや、
地形に沿って移動して攻撃範囲が広いが、威力が低すぎて壊せる地形を調べるのに使うばかりのショックウェーブ。
変な技ばっかりかと思えば、通常攻撃は強化するとザコ敵を凄まじい速さで倒せるようになったする。

ステージ道中では、判定があるブロックなのか、判定のないブロックなのかが分かりづらい配置が多い。
というか判定がなさそうなところにある事が多い。これはちょっと不親切なんじゃないか…。


やりたいことは分かるが、それを活かせていないような気がする作品。神滅龍氏の作品はそういう点が目立つが、めちゃくちゃ意欲的だったんだろうなと思う。
勇者と魔王のファンタジーな世界観なのに、敵キャラはメカ中心だったりする独特な作風は彼だけのものだ。
彼が今のアクエディ界隈にいないは、少し寂しい。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/09/05(Tue) 12:27
名前: レトリア
参照:
「冒険」
ましぎさん作。
思いがけない理由で村を追い出されてしまったヤシーユの、あてのない旅が始まる。

なぜか昔遊んだ頃がある、これまた謎のアクエディゲーム。
タイトルすら思い出せなかったのだが、「冒険」で検索かけたら「自分的に難しいゲーム1」と同じスレッドに置いてあった。

システム自体は普通のヤシーユゲーなのだが、妙なところが多い。例えばオープニングからラスダン的な魔王城に飛ばされる。夢の中ということらしいのだが…

最初からいろんな技が使える。…のだが、一部の操作にはテストプレイ専用フラグが付いているようで、操作に従っても使えない技がいくつかある。技の中だと、↓+Zで撃てるコンボ攻撃が印象的。変な意味で。まず一回の操作で最後まで出し切るし、途中でジャンプや飛行が挟まるせいでめちゃくちゃ移動してしまう。回避どころじゃない。そして斬り上げのソードのスプライトがなんかおかしく、若干手から離れているように見える。いきなりこれではなんか不安。
そしてこのヤシーユ、妙に喋る。「ハァッ!」「セイッ!」「僕はまだ…死ねない…のに…」

そのまま進んでみると、いきなり幹部っぽいやつらが一斉に襲ってくるし、その後に戦う魔王はいきなり強い。スピルトがベースなのだが、突然めちゃくちゃ至近距離にワープしてきたりする。っていうか戦闘フィールドに青い炎がめっちゃ配置されてて戦いづらすぎる。
あと強さには関係ないけど、この魔王、めっちゃ喋る。「勝利など容易い!」「ハッハッハァ!」

夢の中の魔王城を抜けると普通にストーリーが始まる。ヤシーユの奇っ怪なコンボ攻撃などは使えなくなっている。さっきのがチュートリアルというわけではないのか。

ある程度進むと普通のステージが始まるのだが、このステージの出来もいいとはいい難い。
基本ずーっと直進で、道中に敵が大量に配置されている感じ。これが何度も続くのでたまったものではない。こういうアクエディゲー、あるよな…。

印象的だった、っていうか昔から記憶に残っていたシーンとして、ヤシーユは途中で突然黒コートの男に出くわす。こいつは冒頭のヤシーユと全く同じコンボ攻撃を使うし、なんなら全く同じボイス。設定的には「存在しないもの」らしく、ヤシーユと剣の持ち方が全く同じらしい。
「作者絶対KH2やってただろ。XIII機関のロクサス的なことがやりたかったんだろ。」と当時から思っていたのをふと思い出した。残念ながらロクサスになるにはちょっと設定が甘すぎる。黒コートで主人公のコピー的な存在、って設定はかっこいいから私も大好きだけどね。

後半からはステージの露骨な使い回しが目立ってくる。敵の配置が「ん?さっきも見たぞ」となる事が多い。配置されている敵も、無敵状態でファイアバーみたいな回り方するボムが出てきて自爆したと思いきや、次のステージでは消滅せずに拡散弾を撃つやつ仕様になっていたりと、これまたヘンなヤツが目立ってくる。

最終ステージは、冒頭でも訪れた魔王城。なのだが冒頭の夢の中と同じと思いきや、なんか妙にステージが長くなってるし、敵の配置も苛烈。水竜と火竜はそんないっぱい置いていいものではない。
そして幹部っぽいやつらとの一斉勝負は据え置き。ステージ長いんだから回復させてくれよ…
魔王との戦闘も据え置き。でもなぜか大量の青炎がなくなっているので楽…と思いきや、直前の戦闘で幹部のルゴーを倒してなかった場合、戦闘に乱入してくる。クリアできねえよこんなの…。

記憶の片隅にあったゲームだったが、奇っ怪なところばかりが目立つゲームだった。作者の駆け出し感がちょっと愛おしい。今後も続けててくれれば…と思ったのだが、ましぎさんは「ステージ集投稿用スレッド?E」以降書き込みが消えている。さびしいね…
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/09/03(Sun) 13:42
名前: レトリア
参照:
「イルスと魔剣 〜Another Sides〜」
K_さん作。
魔剣を巡る、もう一つの物語。

前作イルスと魔剣で敵として登場した「ヘイズ」が主人公。
これまた凝ったストーリーや演出が特徴。

魔導士であるヘイズは、魔剣を振り回していたイルスとは違い、魔法攻撃がメイン。
ステージ開始前に魔法を3つ選択してからスタートという、アクエディ無印時代ではかなり珍しいシステムを取っているのが特徴。

相変わらずザコはちょっと強めだが、今回は遠距離攻撃が主体なのもあって困らないことが多い。
前作ほどギミックだらけなステージは少なく、ボス戦やストーリー重視な感じ。
また、前作にちょっとだけあった不親切な部分もなくなっており、かなり遊びやすい。

イルスとグレシルと違い、ヘイズは一人旅をしているのと、彼はイルスとは違いかなり真面目な性格をしており、旅の理由もかなり複雑というのもあって、前作より道中での会話は少なめで、ギャグも少なめ。ないわけではないが、シリアス寄り。

演出面は前作から更に更に進化している。アクエディ無印の制限のなかやってると考えると凄まじいものがある。私のお気に入りは、前作主人公イルスとぶつかり合う場面だ。これが中々にアツい。

そしてアクエディ無印時代のゲームとしては珍しく…というか私の知ってる中では唯一、マルチエンディングを搭載している。最終盤のステージで条件を満たすとエンディングが変わるのだ。
前作とはまた違った結末が見られる。

気になった点は、メイン要素でもある魔法選択だが、クセの強い魔法が多く、普通にプレイすると使わないような魔法もチラホラある点。上方向にだけショットを飛ばすもの、斜め四方向に飛ぶもの、攻撃間隔がかなり長いもの…といった具合。

HP消費なしのメイン攻撃にもこういった性能のものがあるのだが、普通に遊ぶのならメイン攻撃の魔法は、直進ショットを連射するもの一択になりがち。一応岩魔法は威力高めで扱いやすいのだが…

ただ、CキーやVキーにこういった変わった魔法を選択するのは意外とアリだった。上方向にいる敵を殲滅したり、足場の下にいる敵を攻撃するのには、こういった変な魔法が便利だったりするのだ。こういうのがわかるようになったのは…経験か、あるいは歳か。

後は複数発のショットを撃つものは接射しちゃうととんでもない威力になってしまう。わかりやすいものでは、炎魔法を敵の目の前で撃てばすごい威力になるし、それ以外でも、敵の下で雷魔法を撃つと大変な威力になったりもする。今作のボスはよくジャンプするので、意外と狙えてしまうのだ。

総じて、アクエディ無印時代ではかなりの完成度のゲーム。前作より演出もシステムも遊びやすさも進化しているのがナイス。これも作り直したらすごそう。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/09/03(Sun) 10:08
名前: レトリア
参照:
「イルスと魔剣」
K_さん作。
それはある男と意志を持つ一振りの剣の物語。

アクエディでもおそらくかなり初期の頃の作品。
かなり凝ったストーリーが展開される。

主人公の攻撃手段はソードとHP消費で撃てるショットやデカいソード。
ソードに関してはいつも通りである。使用感覚が短めなくらいかな?

ザコがちょっと固めで、多くがショットを撃つ能力を持っていたり、魔道士ポジションの敵が複数の行動パターンを持っていたりと、若干強めに調整されている。主人公であるイルスは強力な必殺技も持ってるので、ダルいときはこれで蹴散らしちゃおう。

イルスと喋る魔剣グレシルは道中で愉快な会話を繰り広げてくれる。今の時代で見るとちょっと「サムい」とも取られるかもしれないが、ステージを進む間のいい気休めになってくれる。世界観も語ってくれるし。愉快な会話だけでなく、重要な場面ではシリアスな会話もするぞ。

ステージはなかなか難しいものがちらほら。乗った瞬間突然一定距離を超高速で進む移動ブロックが大量に配置されており、それをジャンプで渡るステージや、攻撃にちょっとでも巻き込んじゃうと壊れるブロックで足場の殆どが構成されているステージが印象的。そして、ステージの最後にはボスも待ち構えているため、負けるとそんな難しいステージがはじめからになるのだからたまったものではない。

難易度は高いのだが、アクエディ初期の作品にありがちな、めっちゃばらまくショットやすごい速度で飛んでくるショット、といった攻撃がほとんどないのはナイス。
どれもこれも回避できるレベルで飛んでくる。…一体だけ、衝撃だけでダメージがない代わりに、絶対避けれないショットをばらまいてくるボスがいた。アイツは許さん。

ただ、あるステージのみ、ステージ中で一切説明されないパワーアップの能力を使わないと進めないようになっていたのが残念。最初は制作上のミスで絶対進めないようになってるのかと思ったりもした。パワーアップアイテムを拾ってVキーを押したら、真上に数ブロックワープする、というのに全員が気付けるかどうかはちょっとアヤシイ気もする。

そして全ステージがハードモード対応。ステージ開始直後に置かれているアイテムを取ると、ステージの難易度が爆上がりするのである。
敵が増えるのはもちろん、無敵の敵が配置されたり、触れると即死するブロックが出てきたりする。取る利点は特にない。ステージ中のスコアアイテムは最初から全て取得可能だし。やりこみを求めるあなたに。

グラフィックもアクエディデフォルトのものは残っておらず、全て作者の手で描かれているのもナイス。ストーリーパートでなかなかかっこいい演出も見られる。

総じてアクエディ初期の作品にしてはかなり凝ったゲーム。アクエディ4とかで作り直したらすごいことになりそうだ。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/08/03(Thu) 12:00
名前: レトリア
参照:
小さな頃に遊んでいたゲームは、ほとんど遊び終えた。

やること、また、ひとつ、なくなっちまったな
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/08/03(Thu) 10:02
名前: レトリア
参照:
小さい頃に遊んだことがあったり、存在だけは知っていた大昔のアクエディ製ゲームを貪るよう集め、そして遊んだ。

昔はクリアできなかったゲームもクリアできるようになった。ゲームの面白さもしっかりと理解して分析できるようになった。
昔以上に、私は遊んだゲームのことを理解できるようになった。製作者としての目線で見たりもできるようになった。

だが…昔の思い出の終わりを見てしまったのはなんだか寂しくもある。
そのゲームの続きが予定されていたとなるとなおさらだ。
どういうわけか"To be continued…"って終わり方した作品は、この掲示板の中だけでも2作品ある。どっちも面白かっただけに残念だぞ。

私は過去にすがっているだけである。だから虚しいのもやむなしだろう。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/08/03(Thu) 09:44
名前: レトリア
参照:
「不思議の国のアリユ」
ゼンさん作。退屈な日常なんてまっぴらな少女は、不思議な井戸へと飛び込んで冒険に出る!

タイトルからして古のインターネットネタまみれだ!
こいつはインターネット文化財ですぜ(?)

ゲーム内容自体はフツーのソードとジャンプ主体のアクション。同作者のDY復旧事業みたく凄まじいHPとすさまじい弾幕とかだったりはしない。
だが、序盤から4方向包囲弾を使うザコが出てきたり、多くのザコは一撃では倒せなかったりするのでやはり最初からちょっと厳しめの戦いを強いられる。

ステージがかなり特色に富んでおり、それぞれのワールドの特徴がはっきりしているのがポイント。そして難易度はめちゃくちゃ飛ばしている。例えばワールド3は暗いところだらけで、敵が暗闇に隠れていたり、状態異常を扱う敵が登場したりする。

かと思えばワールド4ではいきなり複雑な強制スクロールステージが始まる。横に行ったり上に行ったり、戻ってきたり。このワールドのボスもスクロールギミックをふんだんに使ったユニークな戦闘が行われる。

その他にも、小さい重力の中、風に吹かれて流されたり、その風の向きを変えたりして進むワールドだったり、朝と昼が一定時間ごとに切り替わり、それぞれ違う敵が出てきたり、違うブロック配置になっているワールドだったり…と個性豊かなステージが揃っている。そんなワールドが15個近くあるんだからすごい。

ボスだと偽サンタロボたちがお気に入り。5体登場するヤツらなのだが、こいつらは息のあったコンビネーション弾幕を展開してくれる。愉快なBGMを相まって見てて愉快だった。

私は残機∞にしてクリアしたのでちゃんと評価できるのか分からないが、このゲームの難易度は結構よくできているものだと思う。アクディゲームとしては…かもしれないが、理不尽な配置などは通常ステージには無いのもいい点。

…「通常ステージ」には無い。このゲームには隠しステージがあり、特定の条件を満たすと挑むことができるのだが…このステージの難易度が凄まじく高い。高速で動く1ブロックの移動足場の上に静止ザコが乗っかってて、倒すと同時に乗らないといけなかったりする。私はワールド1の隠しステージにしか挑んでいないが、多分他のステージとかもっとやばいんだろうな…。

そして会話シーンも好き嫌いがものすごく別れると思う。主人公アリユと登場人物が繰り広げる会話はカオスで、インターネットネタだらけ。この点は当時から厳しめのレビューがついていた。私は嫌いじゃないけど好きでもないから…なんとも。

完璧ではないが、いいゲームであった。ただ作者が黒歴史扱いするのも分かるゲーム。なんとも複雑である。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/08/02(Wed) 12:47
名前: レトリア
参照:
「Yashiyu of Knight 2」
神滅龍さん作。
善と悪。自分はそのどちらなのか。その答えを得るためヤシーユは旅立つ。

多くのアクエディ作品では、メイン武器はソードなことが多いが、この作品のヤシーユは、メイン武器がリーチの長い槍。そしてCキーでショットの代わりにハンドガンをぶっ放す。

敵キャラもロボットなどが多く、ヤシーユのメイン武装も相まってかなり独特な雰囲気を出している。

ゲーム内容に関して。
…まずスタートしてすぐ看板がある。そこには操作説明が書いてあるのだが、この操作が多い。ZからFまでぎっちり詰まっている。そしてこれ、ゲーム内では確認がここ以外では不可能。一応Readmeには書いてあるとはいえ、いきなりこの量の操作をさせるのは厳しいものがあるような…。

1-1を進んでちょっとのところにて、赤いスライムが出てくるのだが、こいつが妙に速く、妙なタイミングでジャンプする。倒されると残骸を残すのだが、この残骸の爆発にはダメージがある。演出じゃないのか!?

ちなみにロボット系の敵も出てくるのだが、こいつを倒した際の爆発にはダメージはない。じゃあスライム以外は死亡時にダメージないんだな、って思ってると魔道士っぽい敵の死亡時の爆発にダメージがある。なんだってんだ。

回復アイテムはストックを消費して使うシステムなのだが、どういうわけかこれ、ステージをまたいで持つことができない。いっぱい集めても次のステージに進んだら0個に戻ってしまう。

ワールド1のボスはいきなり強い。こちらの攻撃が届かないところを飛んでいるのだが、降りてくるタイミングが少ない。その上HPは妙に高いし、回復手段はないのでジリ貧気味の戦いを強いられる。
こいつは閃光弾のようなものを落としてくるのだが、これを食らうと3秒?5秒ほど視界が真っ暗になる。その間も攻撃してくるのでもう手に負えない。

ワールド2からはトラップが増える。足場の上に硬い敵がいるから対処しよう!と思って引き撃ちを試みようとした途端足場が崩れだしたりする。引き換えして落下は回避しても、進むための足場は残ってないので死ぬしか無い。

ちなみにワールド2のボスは弱い。なんでさ。

終盤になってくると、槍1発で倒せないくせして、避けづらい攻撃を連発してくるザコが増えてくる。それが複数体並んでたりするんだから手に負えない。遠距離攻撃で対処しようとしても効かなかったりすることもしばしば。

ちなみにラスボスは奇妙な行動をしてくるが、行動パターンがそれしかないので弱い。なんでさ???

総じて、やりたいこと全部詰め込んでみたゲームといった印象を受けた。ただ、ヤシーユが槍を使うというのはかなり面白い点。この要素に重点を置いたアクションとか面白いんじゃないんだろうか。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/08/01(Tue) 09:23
名前: レトリア
参照:
「自分的に難しいゲーム1」
4ごうさん作。

なぜか遊んだ記憶がある謎のアクエディ製ゲーム。
まずワールド1と2は、「世界一難しいゲーム」とも呼ばれる【The Worlds Hardest Game】のパロから始まる。そしてこれが実際難しい。2-2はクリアできなかった。

そしてワールド3からは、「スーパーマリオRPG」のジーノを主人公としたこれまた謎のゲームが始まる。なんの説明もなしに急に黒いジーノ「ダークジーノ」との戦い。そして目の前のアイテムを拾うと…

-----
(ジーノ)伝説の県
(ダークジーノ)ばたっ
(ジーノ)???えっ
(ダークジーノ)そりゃーーーーーー!
----

…この凄まじいやり取りの後、なぜか100もあったHPが30に減らされる。トラップに引っかかったのか…?と思えば、目の前に回復アイテムがあって全回復できる。伝説の剣を使ったら相手に反撃されてる…?

そしてしばらく進むとワールド3が終わり、ここですべてのワールドが終わる。なんかおかしい思って、ステージファイルを見たところ、ワールド10まではある様子。
同梱されてた構成エディターでちょっといじったら全部選べるようになった。でもこれ同梱しちゃいけないやつじゃなかったっけ…

今後のステージも妙なものが続く。ダークジーノと説明もナシに何度も連戦させられたり画面上を誰かが逃げていったと思って追いかけてみても、永遠に端が見えなかったり、配置的にどうしても無理なジャンプを要求される移動足場が出てきたり。

終盤ではボス敵としてディアルガが出てくる。名曲である「けっせん!ディアルガ!」のMidi版をひっさげてだ。このゲーム、BGMはなかなかいい感じなのだが、一体どこから持ってきたものなのだろうか?

…といった感じで非常に奇妙なゲームである。当時のBBSではどういうわけか感想が一件もついていない。誰も作者である4ごうさんに触れていない。露骨に無視されてたんだろうか…。「呪いのアクエディゲーだ」ってことにしたらみんな引っ掛かりそうな不気味さすら感じさせてくれる。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/07/24(Mon) 08:42
名前: レトリア
参照:
「Angel of Hope +」
WATER*WORLDさん作。
一人の猟師が大勢の天使と争う!

ソードによる近接攻撃とジャンプアクションでステージを突き進む「ジェイド」と、
無制限飛行が可能で、ショットによる遠距離攻撃メインの戦闘スタイル「ソロ」と、様々な能力を持った味方を召喚して戦うスタイルの「パーティ」の2つのプレイスタイルを選べる「ターナ」の二人の主人公が存在しており、それぞれで違うストーリーが展開される。

キャラクターのスプライトは全体的に可愛く仕上がっている。
敵も行動時にメッセージを出したり、被ダメージでリアクションしたりと賑やか。


セリフのあるキャラたちにはほぼ全員顔グラフィックが用意されており、これまた表情豊かに会話を繰り広げてくれる。ゲーム内のスプライトだけでは分からないキャラの見た目もなんとなく補完してくれる。

アクエディ作品では影が薄かったり、1UPのためだけに使われがちなスコアを重視している作品でもあり、救済措置を使うとボスが弱体化する代わりにスコアが減ったり、特定のステージにはスコアが一定以上じゃないと入れなかったりする。こういうシステムを取ったアクエディ作品は珍しいと思う。

まずはジェイド編から。

序盤はサクサクと進めるのだが、天使の敵たちが出てくるようになってから雲行きが怪しくなってくる。盾で攻撃を受け止めて反射してくる敵がいっぱい並んでいたり、ショットを撃つ敵が設置された階段がすごい長く続いていたりする。この天使タイプの敵は一部を除き攻撃で怯んで行動をやめてくれるので、そこが救いである。ナイフでも投げてやろう。

そしてチュートリアルも終わり、本格的にゲームがはじまる…といったところで、とんでもなく強いボスがステージ道中で突然登場する。これが本当に強く、後半のボスにすら匹敵する強さ。しかも、ダメージを受けたからと覚えたばかりの回復魔法なんかを使おうものなら、それに反応してカウンターで即死させてくる始末。言動はほぼバルバトスである。

コレに関しては、そのステージに入る前に寄り道ルートがあり、そこで「とんでもないのが出てくるぞ」「このスイッチを押せばソイツはなんとかしておくよ」と警告されるので、普通に進める際はコレに従うことが想定されているのだろう。そのボスを倒すと得られるスコアはもらえなくなるが、ステージは簡単に進めるというわけである。この救済措置は後にも登場し、ストーリーのボスを弱体化させる代わりにスコアは減る、といった調整がされている。

「幻影」と呼ばれるタイプの敵が中盤から登場するが、コイツらはザコ敵にも関わらずなかなかの強敵。
このタイプの敵は大体が硬く、ザコ天使と違って攻撃でひるまない。そして攻撃が苛烈。
高速の自機狙い弾をばらまいて来るやつとか、妙に避けづらいショットを撃ってくるやつとか。

やけにダメージとふっとばし力のでかいバズーカを撃ってくる「デスブライドン」という幻影タイプの敵が印象的、というか多く登場した気がする。無敵時間あるタイプのゲームなのに、HP半分とか持ってくんだから勘弁してほしい。

私は一部を除いてボスは弱体化させなかったので、それ前提で感想を書く。
なんといってもボスが本当に強い。前述の強敵を除けば、ジェイド編3体目のボスである「ハル」なんかは、いきなりギリギリまでこっちを高速で追尾してくる拡散ホーミング弾や、妙にシビアな包囲ショットを使ってくる。

そしてハルに限らず、ボスの攻撃力が妙に高い。。
ジェイドのHPは50なのに、ショット1発10ダメージとかである。一応回復あるとはいえ、これはひどいんじゃないだろうか?!

ボスの攻撃の回避方法も、かなりシビアな操作を要求されたりするものだったりする。連射ショットに対して、ブロックを召喚してその上に乗る、とかはちょっと気づきづらいんじゃないかぁ…

お次はターナ編。ジェイドに食べられちゃう!と逃げるところからストーリーがはじまるぞ。

序盤はこれまた余裕。私がプレイしたときはソロターナだったので、貫通ショットであっさりと敵を蹴散らせた。

だが序盤が終わったあたりでターナが弱体化、飛行どころか攻撃すらできなくなって、避けゲーが急に始まる。
そしてこの状態で挑むステージ、妙に難易度が高い。2ブロックの足場の上を4倍サイズの敵が乗ってたりするのは…ちょっと飛ばしすぎな気もした。ターナちゃんHP低いのよ?

このステージを終えた後くらいから、急にトゲブロックの配置が増える。イライラ棒的なステージが増えてくるのだ。即死じゃなくてちょっとダメージを与えるトラップとかでもよかったんじゃないかなぁ…。

ターナ編にもボスはいるのだが、コイツらもやっぱり強い。
ターナはジェイド以上にHPが低く、30ほどしかないのだが、ボスはやっぱり一撃で10とか持っていく。一応こっちにも回復技はあるとはいえさぁ…。

作者いわく難易度は「普通」とのことなのだが、絶対嘘だと思うんだよな…。

難易度が妙に高い気がするが、私はこのゲームが大好きだ。作者のやりたい放題感がいとおしくすらある。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/07/16(Sun) 00:47
名前: レトリア
参照:
「ミクトルの旅2」
神滅龍さん作。
ミクトルの旅の次回作。サンタの企みを止めるため、ミクトルがまたまた旅に出る!

前回と比較して…最初のステージからギミックの嵐。最初のステージから動く床が出てきたり、初期装備をちょっと試した直後に新しい武器(しかもそんなに強くない)、とかなり飛ばしている。
ステージ1-2では、地形からやけに素早いショットが飛んでくる場所がある。しかもどこから飛んでくるかわからない。

そしてステージ1-3では唐突にクイズをさせられる。1-2で飛んできたショットのダメージなども答えさせられるぞ。

明らかにおかしいと感じ始めたのは4面。攻撃を封印され、火を避けていくのだが、この火の配置がエグい。あと回避不能(判定抜け?)のところもあったりする。

そして6面からは…ちょっとした精密動作部に片足を突っ込んでいる。ハイスピード床とトゲをあわせたエゲツない地形が続く。私はここでギブアップした。

今のアクエディはどういうわけか精密動作部が主流である。神滅龍さんがまだアクエディをやっていたら、みせてあげたかったものである。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/30(Fri) 16:52
名前: レトリア
参照:
「DY復旧事業」
ZOOさん作。
興味本位でとんでもないことをしたダークヤシーユ(35歳)が、自分のやらかした事の責任を取るために旅に出る!

アクエディ系の作品として珍しいのが、主人公のHPが高い。2倍3倍とかそんなレベルじゃない。HPが100もあるのだ。
そんで即死以外のダメージは多くても10とかなので、ちょっとやそっとじゃ死なない…と思いきや、敵の攻撃がすごい激しいので死ぬ時は死ぬ。

「なんか難しい」となるアクエディ作品は、主にボス戦においてのショットの量が多いわ速いわで、
こんなんどう避ければええんじゃとなることが多いのだが、この作品は前述のやけに多いHPでそれを補っている。
要は致命傷さえ受けなければ、ちょっとのショットは平気、というバランスの取り方をしている気がする。

ステージも結構面白いものが多く、自分以外がやけに巨大化していて、サイズだけでなく攻撃やHPも多くなっていたり、
ステージ道中にあるオブジェクトを壊すと、ステージの最後にめちゃくちゃ強い御神体が出てきたり、といったステージが印象的。
…どっちもサタニスト神殿じゃねえか。

ステージの最後にはボスがいて、そいつを倒すとクリア、というパターンが多いのだが、このステージ最後のボスも結構強い。これに負けるとまたはじめからなのがちょっとダルい点ではあるが、当時のアクエディ作品だと「イルスと魔剣」なんかもこういう作りだから、まぁそういうもんだと割り切れるポイントではある。…疲れるけど。

ボスキャラだとラゴンが印象的。シナリオ中にめちゃくちゃな弱体化をかけてきたり、手合わせといいつつトゲブロックを飛ばして即死させてきたりとメチャクチャなヤツであった。前やったときはコイツが倒せなかったのだが、今回は倒せた。今は魔界ホールで詰まっている。

ストーリー面は…当時の作者さんが何歳なのかは知らないけど、まぁ中学生が作るとああいうノリになるよな、って感じ。
ボスと変な掛け合いするし、草は生えるし、空気嫁なんていう当時のネットスラングも飛び出す。なんか懐かしい感じすらするね。

主人公であるダークヤシーユは、興味本位で世界を大変なことにしてしまい、それの責任を取るために物事の解決を目指す。
終盤ではかなりアツいことも言うのだが、「35歳のフリーター」として設定されてるのを思い出すとどうも気が散る。
年齢設定、10代後半〜20代前半くらいでもよかったんじゃないかなぁ…
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/26(Mon) 16:48
名前: レトリア
参照:
「ミクトルの旅」
神滅龍さん作。
小さい頃に遊んだ記憶があったが、全クリした記憶はなかったのでこの際プレイしなおした。

アクエディゲーでショット主体なのは珍しい点。
敵に近づく必要がないので、ここはなかなか爽快。
ただ、Vキーで放つ爆発弾は、飛翔中は一切ダメージを与えず、炸裂時のみダメージを与える仕様で扱いづらい。道中ではこのVキーを変更するアイテムもあるのだが、どれもステージ構成と噛み合っているとはいえなかった。

難易度は高い、というか理不尽の一点だろうか。
まずステージ1のボスからして超高速の自機狙いショットを連射してくる行動がある。

ステージ3辺りから出てくるクジラは、地上を移動しつつ、ときおりこちらの移動より速く誘導移動しながら突進してくる。飛び越えても即座に密着してくるのだ。このクジラはコレ以降多数登場する上に、ショット一撃で倒せないという嫌らしさも持つ。


ステージ4からかなり難易度が怪しくなってくる。クリーンヒットでHP最大だろうが即死させてくるミサイルを投下してくるUFOがうようよ出てくるし、「逃げろ!」といった感じで追いかけてくるUFOはなんとこちらと同速。減速を許さないのだ。途中には加速ブロックもあるが、その上にはショット一撃では倒せない敵が配置されている。

ステージ4の後半からは、これまたクリーンヒットでこちらを即死させるロケット砲台が出現。しかもこのロケット、ブロック化されており、地形との圧死も狙えるという極悪仕様。しかもこれを倒さないと進めない構成になっている。

ステージ4はボスも強い。というか避け方が一切わからない行動がある。拡散弾を超高速で撃ってくる行動があるのだが、ボスは誘導移動なので振りいて撃ってくるし、一発を背後でやり過ごしても、振り向いて次を即座に撃ってくる。どう避けろっていうんだ。ここから先には進めていない。

神滅龍氏のゲームはどれも難易度が異常に高い。例えば"Yashiyu of Knight2"は1ステージからあらゆる操作を詰め込ませてくる上に最初のボスの攻撃チャンスが少ないという嫌な強さだし、"ミクトルの旅2"に至っては、地獄モード限定とはいえ、精密動作部じみたことを要求してくる。時代が速すぎたのだ。

ミクトルの旅は彼の初期のゲームゆえに、彼のやりたいことがたくさん詰め込まれたゲームだ。ただ、それは置いておいても難易度が高すぎる。おそらくだが、彼はゲームが異常に上手く、そしてそれ基準で製作されているのだろう。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/24(Sat) 20:05
名前: レトリア
参照:
「オジーとクレープの魔王退治 β」
バルさん作。完全版は存在しないようだ。

ソード攻撃主体のオジーを操作し、ステージを突き進む。
作品としては、かなり「黒い翼」に影響を受けているっぽい作品。
スプライトの雰囲気もかなりそちらに寄せられている。
というか「黒い翼にはオジーが出てこなくてかわいそうだと思った」といった旨の投稿が残されていたので、まぁそういうことなのだろう。

敵がちょっと固いが、オジーにはHP消費で撃てる強力な攻撃もあるので、どうしても邪魔なときはそれで蹴散らす、といった進め方が快適だと思った。雑魚がちょっと硬めなのは、黒い翼っぽさを感じさせてくれるが、あそこまで多くは出てこないのが救い。

1〜3面はオジーを操作するが、4面ではクレープを操作する。こちらは遠距離攻撃主体。そしてこの4面。すごい難しい。拡散ショットを撃つ無敵ベルフェゴの弾幕を避けつつ進んだり、無敵の中ボス二体の攻撃を避けつつ進む…という場面がある。そしてこのステージ、めちゃくちゃ長い。分割すれば2,3ステージくらいには出来そうなくらい長い。やられたらはじめからってのが怖かった。

長いステージを作って力を使い切ったのか、4面にはステージが一個しかなく、体験版はここで終わる。
内部の素材を見てみると、レジヤシ3,4の魔王たちやその配下、ダークヤシーユやミクトルといったメンツの素材が残っている。完成していたら、彼らとはどんな戦いになったのかが気になるところだ。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/21(Wed) 16:11
名前: レトリア
参照:
旧BBSに残っていたファイルや、今もアクエディBBSに残っているものだけしか遊べないので、
配布サイトそのものが消えているゲームについては遊べない。
ツミトノタタカイとか遊びたいんだけどなぁ。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/21(Wed) 15:44
名前: レトリア
参照:
「復刻版レジェンドオブナイト」
烈火丸さん作。
レジェンドオブナイトのリメイク版。

リメイク前の問題点だった部分が改善されており、例えば拙い文章が目立った台詞回しも改善されている。演出面もしっかりと進化している。

ステージもしっかりと進化しており、進むだけかと思いきや、突然敵のブロック戦艦が出撃してきてステージを逆走させられたりする場面があったりと、前作にはなかったものがいくつかある。


前作で印象的だったブロック戦艦ステージはもっと凄いことになっており、カオスな艦隊戦が繰り広げられる。作者の趣味らしく、興味がないならステージ開始時にスキップも可能という割り切りっぷりである。

ただ前作からなくなった部分もあり、私のお気に入りであった中ボスとの連戦ステージがなくなっていたり、地獄モードにあたるザクザクモードおよび、そこに行き方が隠されていた隠しステージもバッサリとカット。これはちょっと寂しい。

ただ、前作の正当進化としてはかなりいい出来。ふりーむには後からこっちもアップロードしておけばよかったんじゃないかなぁ…。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/20(Tue) 13:46
名前: レトリア
参照:
「レジェンドオブナイト」
烈火丸さん作。
ふりーむで現在も公開されており、何かしらの賞でも貰って目立ったのか、感想が結構多くついている。

内容自体は初期のアクエディ作品にありがちな、敵を並べただけの一直線のステージが続く感じで、ソード振ってれば敵の行動前に倒せてサクサク進める。まぁアクエディ+が来るより前の作品はこういうのが多いよね。だから黒い翼って敵が硬かったのか…?

ただ面白い点もいくつかあり、主人公のナイトは軍属らしく、最初のステージは移動するブロックで作られた戦艦から出撃(…というか落下?)する。このブロック戦艦は後のステージにもちょくちょく出てきて、後半には敵のブロック戦艦が出撃してくるステージもある。

印象的なステージは、ラストステージであるステージ5の前半。中ボスとの3連戦を行うステージだ。ちゃんとボスを倒したときと、ボスからボスをつなぐ橋には回復アイテムが置いてあるのが親切。

もしかすると私がアクエディ製のゲームで始めて遊んだのはコレで、今の私のアクエディ観に多大な影響を与えている。配布したことはないが、前述の中ボス連戦ステージにもろ影響受けたステージとか作ったことあるし、ラスボスが行う縦横包囲で飛んでくる雷に至っては、配布した作品でやったこともある。

良くも悪くも彼の最初期の、子供が作った作品といった感じだ。ゲームを遊ぶだけではなく作りたい、と思った情熱を感じられた。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/13(Tue) 21:06
名前: レトリア
参照:
「BOSS バトル」
真広さん作。
道中ステージ一切なしでひたすらボスと戦うゲーム。
1ステージにつき5エリアで構成されており、全9ステージ。
45対もボスがいることになるのか?そんなに倒したっけ…

当時のスレの感想では、神滅龍氏にボスの攻撃間隔を調整しろ、攻撃に個性を出せ、なんて言われていたが、ボスの攻撃の個性は結構ある方だと思った。「兵士」という名前のボスがグレネード投げまくってきたり、ステージ左右の砲台から援護射撃を行わせてたりしたのは印象的。

アクエディ+製なのに、敵キャラがソードを使ってくるのも面白いなと思った。敵が火の剣と闇の剣を使ってきたりしたのは、グラフィックでは表現しきれてないけど二刀流なのかな?とか想像が膨らんだ。

ただし妙なところもチラホラあり、例えば「火男」という思い切り過ぎだ名前のボスがステージ2で出てきて、しかもこいつの攻撃が激しい。本人の攻撃とは別に、地形からも攻撃が飛んでくるのだ。
そしてこの火男、しばらくステージを進めた先でまた出てくる。なんだってんだ…

色々変なところはあるが、ゲームを作ることに憧れた子供らしさに溢れたいいゲームだった。当時は感想が上記の一件しか書かれていなかったが、もしも昔に戻れるなら、作者に私の感想を思いっきり伝えてあげたい。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/11(Sun) 21:05
名前: とんや
参照:
返信ありがとうございます!
起動する際のエミュの情報等もありがとうございます〜
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/11(Sun) 20:27
名前: レトリア
参照:
>とんやさん

まさかレスが来るとは思っていませんでした。

"ae_files"の中に入っている"yashi-yu2.zip"が「黒い翼」です。
今主流のWin10やWin11ではマトモに起動できないので、DxWndなどを使って無理やりウィンドウモードで起動すると快適です。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/11(Sun) 13:31
名前: とんや
参照:
>レトリアさん

突然のレス、失礼いたします。
一点質問したいことがあります……よければお答え頂けると嬉しいです。

「ヤシーユと黒い翼」のデータは、親記事に記載されているリンクのzipの中に入っているのでしょうか?
僕も以前から再度やりたいなと思っていたので探してみたのですが、rplファイルのものが見つかるだけで本編がどのファイルかが分からなかったんですよね。
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/09(Fri) 19:43
名前: レトリア
参照:
「ヤシーユの春休みアクション?」
Eredさん作?タイトルもなんなら正しいかわからない。現在は配布先っぽいブログに入れないため、公開停止中。
至って普通のデフォルトヤシーユのアクション。背景画像が写真だったりするのが、独特な雰囲気を出していた。

ストーリーは…序盤はたしか、冬の妖精が暴走して春が来なくなったから、それを止めに行くみたいなストーリーだったはず。

縦スクロールステージの一番上にいるデカいタナカを倒すとゴールな「てっぺんのデカタナカ」ってステージがやけに印象に残っている。

水中面で、こちらのジャンプに反応して一緒にジャンプしてくるシュノーケルのタイツの敵がいた気がする。

彼の作品はほとんど残っていないが、一部にそれらしいものは残っている。

テスト作品のようだ。アセットに「春休みアクション」のものが残っている。
http://hiyokko.sakura.ne.jp/fupbbs/bbs.cgi?fmes=__4&mes=v_edt&filenum=52&ID=288&page=1

新作。雰囲気が似ている。
http://hiyokko.sakura.ne.jp/fupbbs/bbs.cgi?fmes=__4&mes=v_edt&filenum=88&ID=290&page=1
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Re: 今更感想を書きに行けないアクエディ作品の感想を書くだけ
日時: 2023/06/09(Fri) 15:12
名前: レトリア
参照:
「ヤシーユと黒い翼」
はしぶとガラスさん作。
何年も前から存在は知っていたが、その頃はリンクがまだ生きているという発想がなく、DLすることができていなかった。

よくも悪くも彼の初期の作品なのだな、という感じだった。遊んでることがバレたら作者に怒られそうだ。色々と荒削りな点は目立つが、それ以上の情熱を感じた。
この頃からスプライトの絵柄はなんとなく決まっていたのか、どことなく今の絵柄っぽいものを感じさせてくれる。

ゲームの内容としては、敵が基本的にかなり硬く、それがたくさん出てくるという構成が多く、なかなか苦労させられる。この点は作者も思うところがあったのか、後々「勇者と30の反面教師」で自らネタにしていた。その作品でも誘導移動で追いかけてくるロージンとして登場していたので、多分この作品を意識していると思う。

悪いステージばかりでもなく、移動するブロックの上で障害物を避けるステージなんかは、なかなか楽しかった。多く現れる敵は一撃で倒せるだけでもだいぶ変わる思う。

ボスではルゴーが印象的。一部の行動が使用間隔のみで設定されているのか分からないが、後半になると一部の技の使用タイミングが変わり、ただの拡散弾を撃つ動作が、いきなりジャンプしつつ撃ってきたり、めちゃくちゃ距離を詰めてから撃つ動作に変わったりしたのが印象的…という苦しめられた。こっちが飛び越えるタイミングで一緒に飛ばないでください…。

"Legend of Yashiyu Fullmetal Era"での四天王ロボとの連戦が、この作品のセルフパロだったのには感動した。このゲームの終盤にて、ノルフェト・グレイシア・バーサ・トスレフと戦うステージがあるのだが、ステージBGMが同じ、出てくるボスもトスレフ以外は同じ、ということに気づき、あぁ、セルフパロってやっぱいいな、と思った。
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